08 11月 2024

GoPro Hero 2024 - ファームウェア ver.1.20

新しいファームウェアがリリースされた(2024年11月6日)。電源がoffなのにバッテリーが消耗する問題が修正されている。気を付けていれば回避できる問題ではあるけれど、バッテリー内蔵モデルとしては深刻な問題だったので解決されて良かった。


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ついでに取説を読み直していて気が付いたのだけど、電源ボタンを押すとワイヤレスが自動で
onになるので、録画するときは電源offの状態から直接シャッターボタンを押して録画開始するとバッテリーの消耗を抑えられるらしい。

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それから特にリリースノートに記載がないみたい?だけど、録画ファイルにも変更があった。ver.1.10の時は1080pで録画すると17分17秒で3.66GBのファイルに分割されていたけど、ver.1.20にしてからはきっちり30分で1.11GBのファイルに分割されるようになった。
4Kの場合は変わらず10分24秒で3.66GBのファイルのまま。
1080pのは改善されたというよりもバグだったんじゃ?と思うけど、まぁ修正されて良かった。

ファームウェアのアップデートが来て喜んでいたら、Quikのデスクトップ版はディスコンという発表が。。。(2024年11月7日)
Hero 2024はスムージングをソフトウェアに依存しているから、サブスクリプション無しだと使い物にならないような。高くてもHero 13を買っておくべきだったか?

追記:11月13日
バッテリー問題が直っているかと思ったら直ってなかった。一晩で10%くらい減る。
追記:11月15日
直ってなかったは言い過ぎだった。思いついてファクトリーリセットをしてみたら、一日(24時間)で5%くらい減るようになったので、リリースノートの通り改善されたと言ってよいと思う。
と、思っていたけど朝に確認して会社から帰ってきて確認したら(10時間くらい?)、もっと減っていた。何か減ったり減らなかったりの条件があるのだろうか?

15 10月 2024

GoPro Hero 2024 - マスキングテープと4kHz+

風切り音対策を色々と試していたら不思議な現象を発見した。上面のマイク穴にマスキングテープを貼ると4kHz以上がカットされる。しかも、エンジン始動前は4kHz以上も録音されているのにエンジンを始動してエンジン音が発生すると4kHz以上がなくなってしまう。反対にエンジンを停止すると4kHz以上が戻ってくる。

Quikアプリがなにか音に対しても処理しているのかと思ったけれども、SDカードの生データの時点でそうなっている事を確認した。ということはHero 2024が何かしているのだけど、なぜこんなことをするのだろう?


9~10秒付近でエンジンをかけると途端に音が変化しているのが分ると思う。

高音域がないとこもった音になってしまうけど、聴くに耐えないノイズが多い周波数域でもあるので、後処理しなくても自動でカットされると考えれば悪くないのかも?


09 10月 2024

GoPro Hero 2024 その4 - ブレ補正

ブレ補正ができて、ファイルの連結もできて、イコライザーで音声の調整も少しできれば、一つのソフトで完結できていいなぁと思ってDaVinci Resolve (フリー版)を試してみた。

DaVinci Resolveには3つのブレ補正モードがあって、それぞれ試してみたけどやっぱりQuikには敵わない。そこそこいい感じまで補正されるのだけど、Quikほどスムーズにはならない。
どうしてQuikはこんなにきれいに補正できるのだろう?と調べてみると、Hero 2024はいろいろとコストダウンのために機能が削られているけれど、ジャイロセンサーは搭載されていてデータも記録されているそう。Quikはこれを利用しているからキレイなのか?と思い、ジャイロデータを利用してブレ補正するGyroflowを試してみた。

結果かなりいい感じに補正してくれてQuikに肉薄しているといえる。だけど、もう一つの決定的な違いに気が付いた。DaVinci ResolveもそうだけどGyroflowもレンズの補正がQuikに比べて全然足りない。

Quikの場合は右下のメーター全体が写っている。
Quik

だけど、DaVinci ResolveとGyroflowの場合はメーターの一部しか写っていない。
DaVinci

Gyroflow

ブレ補正のために画の中心部を切り出しているからと思われる。DaVinci Resolveのレンズ補正も試してみたけどQuikほど良好には補正してくれなかった。Gyroflowもレンズ キャリブレーション用の動画を撮ってレンズ プロファイルを作って試してみたけれども、Quikのような補正にはならなかった。

ということで、今のところのベストはQuikでブレ補正したファイルを書き出して、DaVinci Resolveなどのソフトを使って連結とサウンドの修正するという手順になっている。
ブレ補正は残念だったけど、DaVinci Resolveはフリー版でも機能が豊富で自分の用途には過剰ですらあるのだけど、サウンド イコライザーが使い易かったので、このまま使ってみようと思う。

08 10月 2024

慣らし運転 その2 7,000rpmまででさらに800㎞

4,500rpmでの800kmの慣らしが終ったあと、交通量の少ない週末の早朝にまずは80㎞/hの区間を行ったり来たりしてみた。ナンカ スゴイ タノシイ。この楽しさは何と表現したら良いんだろうか? 幸い他の車に全く出会うこともなかったので、2速から5速まで満遍なく使って色々な速度で7,000rpmまで回しただけなのに楽しい。そのあと5速でも7,000rpmまで回すために100km/hの区間にも挑戦。ついでにちょっとだけ7,000rpm以上にして100km/hでも走ってみた。7,250rpmくらいか?
Ashhurstの近くで。

とりあえず田舎道を楽しんで走っていたら200kmなんてすぐに走ってしまったので、初回メンテナンスに持って行く1,000kmになった。朝の出勤のついでにディーラーに乗って行って、4時頃取りに来ると伝えたらじゃあ3時までに終らせておくと言われたけど、10時過ぎには終ったよの連絡が来た。

初回メンテナンスでは、各部のチェックと調整、さらにオイルとオイルフィルターの交換が行なわれた。
1,000kmチェック

体感できるような違いは感じられないけど、確認窓から見えるオイルの色は綺麗になってる。Motulというフランスのメーカーのオイルらしい。車やモーターバイクに対する興味が薄かったせいか、初めて聞いた。

次は+3,000kmでオイル交換かな? スパークプラグも4,000kmくらいで交換したほうが良いんだっけか?

取説による慣らし運転は4,500rpmで800km、7,000rpmでさらに800kmなので合計1,600kmだけど1,000km終ったので、残りは600km。郊外の道をグルグルと走っているうちに終ってしまった。

3回目の給油をしたら燃費は40.6km/Lで、4回目では37.0km/Lまで下った。800km以降はほとんど80~100km/hの速度で走っていたせいと思われる。

03 10月 2024

GoPro Hero 2024 その3 - 風切り音

本命のジクサーにGoProをマウント。とりあえずハンドルに付けてみた。
ちょっとだけ斜め。
そして30分ほど録画してみた。ファイルは10分毎に分割されて保存されて、1ファイルのサイズは4GB弱。分割された動画の連結はQuikアプリでもできるけど、連結した結果を書き出すにはサブスクリプションが必要になる。
それから風切り音がすごくうるさい。何か対策が必要なので、調べてみるとスポンジフォームを貼り付けたり、外部マイクでエンジン近くで音を拾うと良いらしい。ただし、Hero 2024は外部マイクを接続できないので、スポンジフォームを付けるしか対策ができない? 他に何か良い対策方法はないだろうか?

マイクは2ヶ所にある。
とりあえず、家にスポンジフォームがあったので適当に切って、2ヶ所あるマイクの穴の部分に貼り付けてみた。
たしかに風切音はマシになったけれども、まだ残っている。
フォームが小さ過ぎたか? それとも形が悪かった?












何となく雪ん子を想像。


対策を調べていた時に着せる感じで装着するフォームがあったので、全体を覆うことに何か意味はあるのかな?とそんな感じにフォームを加工してみた。
加工してみたけど、六面全部を覆う加工は難しいので背面とカード/USB用のカバーのある面は開いている。'コ'の字に蓋を追加してレンズの部分に穴を開けた感じ。
結果、少し残っていた風切り音もなくなっているように思うけど、風の音か走行音か判断がつかない低音のノイズが残っていて、何か高音のノイズもある?
風切り音は確かに改善したけど、全体を覆ったことが良かったのか、分厚くしたフォームの効果なのか分らないので、見た目の改善の必要も含めて再度作り直す予定。放熱の観点からも良くなさそうだし。

後処理でノイズを除去するソフトも試してみたけど、風切り音だけをキレイに除去するのは難しいみたい。風切り音が別のノイズになってしまっているような。でも、もうちょっと色々なソフトを試してみることにしよう。

02 10月 2024

GoPro Hero 2024 その2

ブレ補正適用後の動画を保存する時に、解像度を4K/1440p/1080p/720pから選択できるのだけど、できあがったファイルサイズは全部ほぼ同じ。なぜだろうと思ったら、可変ビットレートが理由らしい。そういえばビットレートを変更するスライドバーが書き出す時の設定にあった。
書き出しの時に設定できるのは、
解像度:4K、1440p、1080p、720p、カスタム
コーデック:HEVC、H.264、ProRes
ビットレート:MinからMaxまで5段階の目盛りがあるけどその中間も設定できる。デフォルトはMaxの1段階前。

書き出しのダイアログ

書き出しにかかる時間は720pの最低ビットレートでも10分ほどのファイルで5~6分くらいかかる。4Kにしたりビットレートを上げたりするともっと時間がかかる。GPUの使用率が100%になるので、M1 Airより速いGPUを積んだPCならもっと早くなるはず。Windows版を出してくれないものだろうか? そうすればより強力なGPUが使える。

iMovieにもブレ補正機能があるので試してみたけど、iMovieのブレ補正はイマイチ。Quikの方が優秀だった。

01 10月 2024

GoPro Hero 2024

何か楽しそうなので、モーターバイクの動画を撮るためにアクション カメラを買ってきた。とりあえずGoProでいいだろ? ということで発売されたばかりらしい小さいHeroを選択。(ちなみに実際に買ったのは9月26日。) Hero 13はさすがに「ちょっと試してみるか」で買うには高価だし、かといって他メーカーのすごい安物を買って「こんなものか」で使わなくなるのはもっとお金の無駄になりそうなので、初心者には無難そうなGoPro Heroにしてみた。

それにしてもなぜこんな名前にしたんだろう? 単純な検索で絞り込めないのは失敗だと思うのだけど、何か理由があるんだろうか? まぁ日付を検索条件に加えればいいし、GoPro自身も2024を付けてHero (2024)と呼んでいるから、それでいいのか?

最初のセットアップはスマートフォンとQuikアプリが必須で、最初にBluetoothで接続した後にwifiでも接続してファームウェアのアップデートが行なわれた。(たぶんBluetooth越しに色々チェックして、ファームウェアの転送は通信速度の早いwifiを使っている?) ファームウェアはVer.1.10が最新らしい。

使い方は分ったので、というか電源を入れてシャッター ボタンを押すだけだし、通常の動画撮影は4Kか1080p(バッテリーセーブモード)で撮影するしかないので、とりあえずデフォルトの4Kで5分ほどUBCOに付けて家の周りで撮影してみた。

GoPro Hero 2024

スマートフォンのQuikアプリはセットアップのためにインストールしたけど鑑賞や編集のために使うつもりはないので、macOS用のQuikアプリをM1 MacBook Airにインストールした。Windows用はまだ?ないみない。USBケーブルでMacと繋ぐと認識はされるけど、ファイルのコピーがUSB経由でできない? わざわざSDカードを抜いてカードリーダーを使ってコピーしないといけない… 

あとSDカードに記録されている動画はブレ補正が適用されていない生データ。これも安い理由の一つか。まぁでも鑑賞する時はパソコンの画面なので結局はQuikアプリ経由になるから問題ないか? ブレ補正は最初に開いた時にしばらく解析するために時間がかかる。その後は補正速度も十分早く、一旦補正後のデータを生成してから再生ではなくて、リアルタイムに補正しながら再生しているみたい。

それからブレ補正の機能はサブスクリプションがなくても使用できるし、ブレ補正を適用した後の動画を書き出すこともできる。

技術者的な視点で見ると生データがある方が、補正アルゴリズムが更新されたり、別のブレ補正ソフトを試したりできるのでありがたい。ん?そういえばブレ補正を二度掛けしたらどうなるんだろう? たぶんもう誰かが試していると思うけど。