11 8月 2025

GSX250FもしくはGixxer SF 250

400/500ccクラスも魅力的だけど、まずは250ccにしておくかとディーラーに連絡してみたら、SF250の青/白はメーカー在庫切れとのこと。次の入荷は12月らしい。連絡したのは8月1日だったので4~5ヶ月待ちということになる。8月はまだ寒いけど9月からは暦の上でも春になってモーターバイクに乗るのに良い季節になるので、待たずに在庫のある赤/黒(メタリック マット ボルドー レッド/メタリック マット ブラック No.2というらしい)にした。1年後にはまた乗り換えているような気もなんとなくするし。

ちなみにジクサー150は下取りをお願いしたら$2,000になった。自分で売った時の手続き諸々を考えると悪くないと思うけど、普通はどうなんだろう? 下取りのほうが金額が下がるらしいので、ちょっと迷ったけれど面倒だしまぁいいかと納得することにした。

ということで下取りをお願いしつつ火曜に注文したら金曜の朝には納車可能の連絡がきた。ジクサー150の時も早いなぁと思ったけど、Suzuki NZはPalmerston Northに在庫を持っているのでとりわけ早いらしい。市内の配送だから注文したら翌日にはディーラーに届くとか。

ウェブの写真でも艶消しで深みのある赤というのは分っていたけど、実物を見るとやっぱり渋いというか落ち着いた感じの色。今使っているヘルメットは蛍光っぽい緑/黄緑なので、車体の色に合わせた新しいヘルメットが欲しくなるなぁ。ジクサー150の差し色に合わせて買ったので、同じように選ぶとしたら艶消しの金色とか暗い黄色とかが入ったヘルメットかな?
ジクサー SF 250

取説によると慣らし運転は、最初の800kmは5,000rpm以下で、次の800kmは7,500rpm以下でとなっている。SF250は6速まであるので5,000rpmでも70km/hちょいまでいける。
6速で思い出したけど、納車して家まで帰る時は5速でシフトアップをやめていた。何時の間にかそんな習慣が身に付いていたみたい。家に着いてから、そういや6速あったのに使ってなかったな、と思い出した。

28 7月 2025

ZOOM H1 XLR

最大SPLが140dBのマイクでも音割れせずにエンジン音の録音ができないので、今度はレコーダー側を疑ってみることにした。

自分の解釈が間違っていなければ、現在は32ビット フロート方式が主流で、小さい音用と大きい音用の2つのA/Dコンバーターを使いつつ、32ビット浮動小数点で記録するから十二分に広いダイナミックレンジを持っていて、マイクからの出力の時点で音割れしていないならレコーダーが原因で音割れすることはまずない。

一方、従来の24ビット整数のレコーダーは1つのA/Dコンバーターしか使っていないので限られたダイナミックレンジ内で録音できるように録音時に入力レベルをきちんと設定しなくてはならない。こちらも大前提でマイクの時点で音割れしていないことは必須。

そして、RØDE Wireless Go IIのTXは従来の24ビット方式だから、たとえ最大SPLが140dBのマイクを使ってマイクからの出力の時点では大丈夫でも、レコーダーのダイナミックレンジを越えてしまった大音量は音割れしてしまうと。PADでも対応しきれない大音量は、それ以上の入力レベルの調整はできないからお手上げ。
これで合ってるかな?

32ビット フロート方式のレコーダーを探してみると、Go IIの後継機であるGo Gen 3と上位機種のWireless Proモデルは32ビット フロート方式を採用している。フルセットはいらないのだけど、どちらもTX単体の販売はしていないみたい。

他のメーカーも探してみるとZOOMのH1 XLRを見つけた。マイク入力だけ付いていて固定の内蔵マイクではないので、自分の用途にちょうど良さそう。RØDE VideoMic Meも接続できそうだし、もしまだマイク側の問題でマイクをアップグレードすることになってもXLR入力があるので将来性も大丈夫そう。
ということで買ってみた。
Zoom H1 XLR
さっそくZoom H1 XLRとRØDE VideoMic Meの組み合せでタンデムシートの下で録音してみると、予想通りマイクからの出力は問題無く、レコーダーの問題だった。Zoom H1 XLRで録音したデータをDaVinci Resolveで読み込んで-12から-13dB減らすと音割れしていない音が得られた。しかも、予想通り風切り音が聞こえない! 


風切り音は聞こえなくなったけど、そうすると他のノイズ(のような音?)が気になる。でもモーターバイク/エンジンから発しているだろうから録音しないようにすることは不可能なはず。こういうものと納得するしかないのか、それとも後処理で目立たなくすることはできるのだろうか?

21 7月 2025

2台目のモーターバイク (その2)

ナンバー登録の更新の手紙が届いた。8月下旬にナンバー登録が切れるので、そろそろジクサー150を乗り続けるか他のモーターバイクに乗り換えるか決めなくてはならない。

ちなみにナンバー登録は1年で$450くらい必要。車は$140ちょっとなのでモーターバイクは約3倍。なぜこんなに違うかというと、モーターバイクは事故を起すと車に比べて重症化する確率が高いのでACC (Accident Compensation Corporation)の額も高く設定されているから(とウェブサイトでは解説されている)。ちなみに内訳はナンバー登録料が$38、ACCが$346、後は事務手数料と税金。登録料が車くらいなら増車も考えるのだけど、$450はちょっと高い。保険も2台分必要になるし。

前回、大きな不満はなくて100km/h巡航に小さな不満があると書いたけど、最近小さな不満が一つ増えた。Te Ahu a TurangaもしくはManawatu-Taratua Highwayという新しい道が開通したので登りの区間で3速で走っていると初めてレブリミッターが働いた。90km/h弱くらいか? ちなみに最大勾配は西側は10%で東側は8.5%。もうちょっと力強さが欲しいかなぁ。

Te Ahu a Turangaの展望所から。

これよりキツい勾配の坂道を走ったこともあったけど、制限速度が60km/hの区間だったので3速でなんとかなっていた。まぁ、エンジンに「がんばれよ」と声を掛けたくなる感じではあったけれど。ということでこれらの小さな不満を解消するには250ccに乗り換えが無難かなと思うけど、250ccで十分余裕があるんだろうか?という考えが頭をよぎる。

でも250ccをスキップするとすると、まだRestricted Licenceなので660cc以上は乗れないから、スズキにはSV650しか選択肢がない。DR-Z4SMもあるけど発売未定だし、自分の趣味ではないのでパス。400/500ccクラスがNZにないだけかと思って他国のサイトを見たけど、日本でもバーグマンしかないのか。GSX-8R/8SのデザインでGSX-4R/4Sみたいのがあると良いのになぁ。もしくはGSX-4T/4TTとか?

他の日本メーカーに目を向けると、300ccクラスなら、ホンダのGB350、ヤマハのMT-03とYZF-R3がNZでも売っている。400-500ccクラスまで広げると、カワサキのZ400、Z500、Ninja500、ホンダのCB500、CL500、CBR500Rがある。

やっぱりとりあえず250ccに乗り換えて、1年くらい乗ってから次を考えるか?

05 7月 2025

Gaiters? Puttees? ゲートル?

ゲートルを買う前に自作してみた。最初は妻に適当に作ってもらおうとしたのだけど、伸縮するゴムを縫うのは面倒ということで却下された。しょうがないので自分で作ったけど、技術がないので風を通さないネオプレーンの端切れにマジックテープを貼り付けただけ。しかも片方だけ。でも、試してみたら効果は歴然。これを付けた方の足は隙間風が全く入ってこない。
自作ゲートル

これはいい!ということで買ってみることにした。アウトドア用品店で色々と見付けたけれど、ナイロンみたいなツルツルしたものが多い中、目を引いたのがOutback TradingOilskin/Canvas Puttees。コットンの生地にオイルを染み込ませているらしい。防水なのも良い点。
Putteesと呼ばれていた

さっそく使ってみると、自作のネオプレーンは完全に風を防いでいたので、これを100%とすると、ゲートルは90%くらいの感じ。でも何も付けない時に感じていたスースーする感触は無くなった。
恐らく一番風が入り込みやすい部分は靴紐の間で、そこから入り込んでくる風は防いでいるからスースーしなくなったのだと思う。前方の裏側にはフックが付いていて、それを靴紐に引っかけることによって、風でめくれないようになっているのも効いていると思う。

まだ少し風が入り込んでいる感じがするのは、自作のネオプレーンは伸縮性を利用して全体がビッタリフィットしていたけど、こちらは上部にゴムがあるだけでピッタリしていないせいか? 下部の両サイドにはストラップを引っかけるためのDリングが付いているけど、残念ながらストラップは付属してなかったので、まずは適当に紐で縛って試してみた。
そうしたら90%が95%くらいになった。100%まであと一歩だけど、これで満足しておくか。

[追記]
Doppel Gangerの足首ウォーマー、DGL603-BKを見つけた。これが完璧だと思うけど、どこにも売ってない。日本は今ごろ夏だから?と思ったら既にディスコンなのか。売れなかったのか? 良さそうな商品なのに。

03 7月 2025

RØDE VideoMic Me

GoPro Hero 2024とRØDE Wireless Go IIで録画をして楽しんでいるのだけど、もう少し良い音で撮りたい。良い音というか風切り音を減らしたい。

マイクをウィンドシールド/フォームで包む目的は、マイクに風が当たった時に風切り音を発生させない為であって、マイク以外の部分で発生してしまった風切り音がマイクに届かないようにする為ではないはず。(仮定1)

他の場所で発生してしまった風切り音をマイクが拾ってしまうのはどうしようもないし、モーターバイクに乗っている以上、風切り音の発生を防ぐことは不可能。(仮定2)

でも、エンジン音の音量が十分大きければ、風切り音がそれに埋もれて聞こえなくなるか、少なくとも目立たなくはなるはず。(仮定3)

これらが正しいとするならば、風切り音ができるだけ小さく、エンジン音はできるだけ大きい場所を見つけて、そこにマイクを設置して録音できれば良いはず?

そんな都合の良い場所があるのか?

motovlogをしている人達の、特にraw soundとかpure soundとかengine/exhaust sound onlyとかの動画を参考にして、マイクの設置場所を色々試してみた結果、タンデムシートの下にある(取説と簡易工具が入っていた)隙間に入れると、風切り音が聞こえなくなるくらいに迫力のある音が撮れた。撮れたけれども、今度は音が大き過ぎて音割れしてしまう。RØDE Wireless Go IIのTXにはPADが付いているけど、それをオンにしてもまだ足りない。どうしたものか?

TXの内蔵マイクのスペックを見ると最大入力音圧レベル/SPL (Sound Pressure Level)は100dBか112dBらしい。
このPDFは100dB

こっちのPDFは112dB

参考としてmotovlog用途で評判の良いハンディレコーダーのマイクの最大SPLを調べてみると小さくても120dB、大きいのになると140dBなので、それと比べると100dBは少々どころかちょっと小さ過ぎ? まぁ、Wireless GO IIの主な用途は人の声だろうから、しょうがないというか自分の事前調査不足だったか。

音が大き過ぎたらマイクを音源から離せば良いらしいけど、今回は場所が固定なので最大SPLの大きいマイクを探してみると、同じRØDEのVideoMic Meが手頃な値段($75)で最大SPLも140dBなので良さそう。
目的のタンデムシートの下だとあまり恩恵はなさそうだけど、指向性がカーディオイドなので、TXの無指向性に比べてエキゾーストパイプからの音を狙うといったことも、もしかしたらできるかも知れない。
VideoMic Meは最大SPLが140dB

ただし、出力がスマートフォン用にTRRSなのでTXに接続するにはTRSへ変換するケーブルが必要になる。
• TRRSの二番目のRingがGND/グランドなので、TRSのSleeveへ。
• TRRSのSleeveがマイクの信号なので、TRSのTipとRingへ。
TRS-TRSのケーブルが余っていたので半分に切って、ソケット部品だけ買ってきて変換ケーブルを自作した。
VideoMic Me:TRRS - Go II TX:TRS

結果はまだ音割れする… TXのPADをオンにすると少し改善するけど、それでもまだ音割れしている。140dBってとんでもなく大きい音みたいだけど、タンデムシートの下でのエンジン音はそんなに大きい音なのか? それともレコーダー側の問題の可能性もあるのか?

25 6月 2025

防風/防寒対策

ウェブで検索すると色々と出てくるけど、とりあえずお金を掛けずにできる対策を試してみた。

使い捨ての手袋
使い捨ての薄いゴム手袋をインナー代りに使うと防風対策になるらしい。

使い捨ての薄い手袋

暖かくはならないし寒くならないとまでは言えないけど、だいぶマシになる。1時間走って、カフェでコーヒー飲んでまた1時間かけて走ってくるくらいなら、この使い捨て手袋で十分だった。外気温は10から15の間くらい(だったはず)。もっと長い時間乗るとどうなるかは要テスト。

ただ、ピッチリしているので付けたり外したりがちょっと面倒。1サイズ大きくしたらよいかも。それから手汗で不快になるかと思ったけれど、こちらは大丈夫だった。そもそも汗をかくほど暖かくならないからと思われる。




つま先だけ靴下を二重
ロードバイクに乗っている時もつま先が寒くなるので、古い靴下を裁断してつま先だけにした靴下をちょっと寒い時に付けていた。でもロードバイクですら本格的に寒い時はつま先靴下だけでは不十分で、結局シューズカバーを購入したので期待はしていなかったけど、その通りでちょっとマシかな?くらいの効果。春や秋に予防くらいの気持ちで付けると良いかも。

マジックテープの裾止めバンド?
名前がわからない。自転車通勤の時に使っていたチェーンに巻き込まないようするための裾止め用のマジックテープのバンド。裾から風が入ってくるのでその隙間風対策で付けてみたけど、少し減っただけでまだ隙間風を感じる。幅が2-3cmなので、もっと幅広のものが必要と思われる。
裾止めバンド?

北海道出身なので子供ころ長靴やスノトレに雪が入らないようにカバーをつけてたけど、そんな感じのものがあるといいかなぁと探してみると、gaiters、日本語だとゲートル?が良さそう。そんなに高くないし買ってみるか?

13 6月 2025

2台目のモーターバイク

エンジンオイルとフィルターを交換するためにディーラーに持っていったら、見慣れない色のジクサーを発見。青と白かぁ、悪くないというか好きな配色だなぁと思いつつ帰宅。
調べてみると2025年モデルとして色が変更されたらしい。でも、NZではジクサー150/SF150は2024モデルのままで変更無し、250/SF250だけ新色になっていた。

現状は大きな不満も問題もないので乗り換える必要はないし、何よりボディーカラーのためだけに乗り換えるのはもったいない。でも、250ccにステップアップするという理由があればアリか?

それにスポーツタイプのSF250の青白(Metallic Triton Blue/Pearl Glacier Whiteというらしい)が妙に気になる。
2025 Gixxer SF250

1台目を選ぶ時は、それほどスポーツタイプに魅かれなかったけれど、スーパースポーツと呼ばれるタイプに比べればそれほど前傾姿勢もキツくないみたいだし、乗ってみたい気持ちが出てきた。

さらに、大きな不満はないけれども小さい不満をあえて掲げるなら、100km/h巡航にもう少し余裕があれば良いかな?と思う。NZの制限速度は大雑把に言って、街中は50km/h以下、街の外郭は60-80km/h、街と街の間は100km/hという感じになっている。日本のように下道と高速道路というように分れていない。言ってみれば下道の制限速度がすでに100km/hという状態。

なので、どこかに出掛けると必ず100km/hの道を走ることになる。なるけど、ジクサー150でもなんとか100km/hちょい、条件が良ければ110km/hちょいまで出るし、70-80km/h制限で走り抜ける集落も点在しているので、延々と100km/hで走っているわけでもない。なので、小さな不満。これが250ccなら解消されるかなと。

ジクサー150は去年の8月下旬に買ったので、そろそろ10ヶ月で走行距離は7,000kmを越えたところ。とりあえず、7月いっぱいか10,000kmになるまで乗ってみてから乗り換えを考えるか…?