30 9月 2024

慣らし運転 その1 4,500rpmまでで800km

街の中をグルグルとあてもなく流して3週間とちょっとで800km走った。平日は仕事が終った後に小一時間くらいを週に2~3日、それと週末の午前中に2~3時間。最初の1週間くらいは毎度何回かエンストしていたけど、2週間目には一日に一回くらいに減って、3週間目には半クラの感覚は大体覚えたと思う。
シフトチェンジも、まだまだ毎回完璧ではないけれど、最初の頃よりはだいぶマシになった。マシにはなったけれども、交通量が多くて状況が刻一刻と変化するラウンド アバウトではシフトチェンジが忙しい。特にウィンカーのルール無視の車とかルール無視とまでは言わないけれどウィンカーを出すタイミングが遅い車がいると状況判断(停止するかしないか)が全く逆になるので面倒。まぁ、街中の用事にはUBCOを使って、Gixxerは郊外のツーリングに使うつもりだから問題ないか。
市内の空港近くは道は広いのに車も家もなくて走りやすい。
420kmほど走った時点で初めての給油をしてみた。7.6Lほど入ったので燃費は420/7.6=55km/Lぐらい。そして800kmを達成したので70km/hの道も少し走ってみた後で2回目の給油。燃費は同じく55km/Lぐらい。
燃費がいいという評価は知っていたけど、4,500rpmまでしか回してないおかげか? 初心者でもこんなに良い燃費になるとは思っていなかった。

25 9月 2024

GSX150? GSX150RL? M3? M4?

Suzuki NZから手紙が届いた。単なるThank you letterだったけど、どうやら私が購入したのは正式?にはGSX150RLM4というらしい。
GSX150RLM4らしい。
そういえば250ccはGSX250FとGSX250RLとなっているのだから、150ccもGSX150FとGSX150RLとなるのが自然なはず。ウェブだけの記載漏れなんだろうか? オーナーズマニュアルにもRL/RF/FRL/FRF M3-modelという記述がある。手紙にはM4とあって、マニュアルにはM3となっているということは、ED131がM3で、ED132がM4ってことなんだろうか?  
あれ?FRLとFRFって何だろ?
ED131/M3とED132/M4で違いがどこかにあるんだろうか? ちょっとだけ気になる。

24 9月 2024

Suzuki GSX150 もしくはGixxer/ジクサー150?

結局一週間ほど色で悩んだのち青に決定。ということで土曜日に注文して、火曜にディーラーに届いて、水曜には連絡が来て納車できると言われたけど、会社帰りに受け取るのはちょっと我慢して、土曜に受け取りに行ってきた。
自分のモーターバイクになった贔屓目かも知れないけど、この青はカッコイイ! 写真よりも実物の方が格好良いので青にして良かったと思える。やっぱり贔屓目か?
Suzuki GSX150 / ジクサー150

午前中に受け取って、まずは家まで超安全運転で、15分くらい?の道だけど事前に吟味した交通量が少なそうな道を運転して帰ってきた。BHSTでは公道を走らないので、人生二度目のマニュアル車の運転で、しかも最初の公道だったので滅茶苦茶緊張した。緊張したけれども、初めてのモーターバイクという高揚感?もあったおかげか無事に帰って来れた。
ディーラーさんも優しい人で「無理そうならすぐ連絡してくれれば車で運んであげるから」と言ってくれていたので、精神的にもちょっと安心して乗れたのが良かったのかも知れない。
そういえば、初めてNZで車を運転した時は中古車屋から家まで1時間ちょっとの距離だったけど、その夜は頭痛と熱を出すくらい緊張した。

午後からも乗って練習したかったけれど小雨が降ってきたので、おとなしくガレージで眺めながらニマニマしたり、家でマニュアルを読んで過ごした。VINをチェックしたところED132というモデルナンバーだった。外観は全く同じに見えるけれども、ED131とどこか違うところがあるのだろうか?
やっつけで作ってみたキーホルダー

それからマニュアルを読んでいて気付いた慣らし運転。用語としては知っていたけど、自分が実際にすることになるとは思っていなかった。マニュアルによると最初の800kmは4,500rpmまでで、次の800kmは7,000rpmまで回すようにするらしい。
4,500rpmだと5速を使っても60km/hちょいくらいなので、街の中を走る分には十分だけど街の外には行けないことになる。7,000rpmまで回す段階になれば5速で90km/hちょいくらいらしいので、街の外にも行けなくはない。街を脱出して田舎道を走れば、制限速度は100km/hだけど車でも100km/hで走ってることは少ないというか、そもそも車が少ないので問題ないはず。
1,000km走ったら初回点検に持っていくことになっているので、4,500rpmで800km走ってから7,000rpmで200km走って点検という感じになって、なんとなく理に適っている? 

23 9月 2024

最初の一台

楽しい最初の一台選びの続き。ヤマハのディーラーは住んでいる街にないので除外。カワサキは250cc以下の新車の取り扱いがない… ホンダは125ccがいくつかラインアップされているけど100km/hでそこそこ走れないと郊外の道で困る。そして125ccの上は500ccになってしまう。とすると、除外したヤマハのYZF-R15Mか、スズキのGSX150/150F/250RL/250FかV-Strom 250SXくらいしか選択肢がない。

フルカウルは乗車姿勢が疲れそうだし除外すると、残るのはスズキのストリートファイター? のGSXの150か250RL、もしくはアドべンチャーのV-Stromの250SX。

見た目で選ぶとネイキッドとかネオクラシックとかスクランブラーとか呼ばれるタイプが好みなのだけど、ないものはしょうがない。自転車だと、「最初は見た目で選べ、そうしないと結局乗らなくなる」なんて言われていたりするけど、さすがに見た目が好きだからで600cc超のモーターバイクを最初に選ぶのはありなのか? 

150ccと250ccで考えると、100km/hで余裕がありそうな250ccの方が長く乗れそうではある。でも、遅い車をガンガン抜いて速く走りたいわけではないし、車群の後ろに付いて90~100km/hで走ることができれば十分とも言える。でもあまりに遅いタンクローリーを追い抜く必要があることも否定できない。しかも二つめのタンクが連結されているタンクローリーは全長20mくらいあったはず。

画面の前で悩んでも結論が出ないので、「ディーラーに行って見てみよう」と思い立ってディーラーに行ってみたら、フルカウルのGSX150Fと250ccのGSX250RLがあった。一目最初に見た印象は「意外とデカいな」。 排気量が大きくなるにつれ車体も大きくなる傾向があると思うのだけど、150ccでも十分大きく感じる。SV650Aも展示されていたけど、見た瞬間「あ、これはまだ無理」と思える大きさ。

BHSTで乗車したのは、詳しいモデルは分らないけどクラシックな見た目のスズキの125ccだった。GSX150はそれよりも一回りは大きいような。なんか150ccで十分な気がしてきたのでサイズ的にはGSX250RLもほぼ同じだけど150ccで決定。

次は色。展示してあったGSX150FはオレンジでGSX150も同じ塗装らしい。写真だともっと赤寄りの色に見えたけど実際はけっこうオレンジ寄り。悪くはないんだけど、オレンジとシルバーのツートーンよりは青一色かなぁ。悩ましい。

19 9月 2024

Learner Approved Motorcycle Scheme - LAMS

免許を取ったら乗りたくなるというか乗るために免許を取ったので、次は楽しい最初のモーターバイク選び。

ニュージーランドの免許と日本の自動二輪免許との大きな違いの一つが排気量の制限。ニュージーランドは非常におおらかで、LearnerとRestricted免許では明示的に禁止されているモデルを除いた250cc以下のモーターバイクか、250cc以上でもLearner Approved Motorcycle Scheme (LAMS)という事前に許可されたリストにある660cc以下のモーターバイクに乗ることができる。

でも、免許取りたてで650ccに乗るのはさすがに無謀だろうと思うんだけど、オンラインフォーラムなどを見てみるとそんなデカいモーターバイクに普通に乗ってるみたい。そんなんでいいのかな? まぁ、それぞれの国の免許事情や道路事情もあるか。

まずは中古を探してみたけれども、それほどNZの中古市場は大きくない?みたいでオンラインではなかなか見つからない。直接お店に行ってみたほうが良いのかも知れない。もしくは個人売買が盛んみたいだけど、目利きできる自信はないので、どんな来歴があるのか分らないモーターバイクを個人から買うのは不安が大きい。

ということで新車で買うことにした。ついでにやっぱり最初の一台は日本のメーカーがいいかな?と思って調べてみた現行機種が以下。(スクーターやオフロード車以外)

カワサキ (ただしLAMSのページがないから確定ではない。)

Ninja ZX-4R、Ninja 500、Z 400、Z 650、Z 500、Versys-X 300、Eliminator 500、Vulcan S 650、KLR650

スズキ

V-Strom 650A、SV650A、V-Strom 250SX、GSX250F、GSX250RL、GSX150F、GSX150

(SV650Aはフルパワー ヴァージョンとLAMSヴァージョンがある。)

ホンダ

Navi、Monkey、CT125 Hunter、MSX125 Grom、CB125F、CMX500 REBEL、CM500 Scrambler、CB500F、CB500X、CBR500R、CB650R、CBR650R

ヤマハ

XSR700、MT-03、YZF-R15M、MT-07LA、YZF-R7LA、YZF-R3

それぞれのメーカーと排気量を表にすると、このようになる。
125cc150cc250cc300cc400cc500cc600cc~
カワサキXXXX
スズキXXX
ホンダXXX
ヤマハXXX

600cc以下はうまい具合に棲み分けているようにも見えるけど、結局は各社600cc以上に力を入れているということか?

17 9月 2024

Basic Handling Skill TestとLeaner Licence

BHSTの試験場所は街のちょっと外れにあって工業地域とまでは言わないけれど広めの敷地を必要とする企業が集っている地域だった。週末だけテストのために駐車場を借りているらしい。

予約が一杯ということで時間に厳しそうだったので、早めに行ったらまだ前の人の講習かテストの最中で、受講者の気が散るからどっか行って待っていてと言われた。

テストの前に試験官や前の受講者と雑談していて、クラッチ付きのモーターバイクには一度も乗ったことがないと白状?したら、ちょっと無謀かもとかお金($120)の無駄になるかもとか言われてしまった。でも、クラッチ付きの車は、しばらく運転していないけれども、運転したことはあるし、もちろんクラッチの仕組みについて理解はしているので、試験官の好意でテストの前に15分くらいモーターバイクに乗って慣れさせてもらった。

結果として、満点ではないけれども及第点ということで一発でBHSTはパスした。ただし、いきなり遠くまでツーリングに行ったりするようなことはしないように、まずは街の中でもっと慣れるように試験官から何度も念を押された。まぁ、自分でもそう思うので当然の心配だと思う。

Learner Licenceの試験はAutomobile Association (AA)やVehiclle Testing New Zealand (VTNZ)で受けることができる。費用は$90.60。20年前に車のLearner試験を受けた時は、コイン スクラッチの紙のテストだったけれども、パソコンを使ったテストに進化していた。しかもテスト終了後には設問と回答がPDFファイルで送られてきた。

試験ではランダムに出題される35問の質問の内32問に正解すれば合格。その名もDriving Testsという便利なサイトがあるので、暇を見つけてはチェックしてほぼ毎回満点を取れるようになっていたので、楽勝だった。1問だけ間違ったけど…

一問だけ間違った。


16 9月 2024

フロントボックス

Sサイズのツールボックスをほぼ付けっぱなしにしているけれども、前デッキに載せてもいいのでは?と今さらながら思い付いた。でもサイズ的に載せられなかったので、もっと小さいフロントボックスを探してみた。

ヘッドライトがあるので、あまり高さのある箱は付けられない。鍵も付けたい。

で、ウェブを彷徨っていたら日本製の道具箱でちょうどいいサイズがAucklandの店で売っていた。トラスコ中山というメーカーの工具箱らしい。

鍵のせいでデッキに傷が…

色もオリーブドラブで違和感が少ない。リアボックスと同じように底に穴を開けてボルトで固定することにしたけど、ちょうどフロントデッキをフレームにマウントするための穴がいい感じの場所にあるので、それを再利用することにした。


13 9月 2024

Motorcycle Licence

自転車で郊外を走っているとモーターバイクを見かけることも多く、自転車も気持ち良いけどモーターバイクも気持ち良さそうだなぁと思っていた。UBCOを乗り始めて自転車とは違う面白さ?みたいのもあるなと思ったので、モーターバイクの免許も取ることにした。

というのもUBCOの航続距離だとそんなに遠くに行くことができないし、出先でEV車用のチャージャーで充電するなんてこともできない。それにニュージーランドの道路事情として、街中は50km/hだけど郊外の制限速度は70km/hまたは80km/hで街と街の間の何もない区間は100km/hなので、50km/hが限界のUBCOは走ってはいけないわけではないけれど、ちょっと危なっかしい。

ニュージーランドの免許は3段階になっていて、LearnerRestrictedFullがある。それから、免許の試験以前にBasic Handling Skills Test (BHST)をパスしないとLearnerの試験を受けることすらできない。BHSTでは実際にモーターバイクに乗って、発進、停止、八の字などの走行をさせられるけど、YouTubeで動画も公開されているので事前にじっくりと確認ができる。


そんなに難しいことをさせられるわけではないけど、初めてクラッチ付きのモーターバイクに乗っていきなりこのテストをパスするのはちょっと心配がある。なので、事前講習とBHSTがセットになったコースを申し込んだのだけれども予約が一杯で数ヶ月先になるらしい…

動画を何度も観ている内に半クラで発進ができて、あとは2速に入れることができれば、3速以上なんて使わないだろうし、何とかなるのでは?という気になってきた。そこでBHSTだけだと何時受けられるのか聞いてみたら、ちょうどキャンセルがあって明日でもいいなら受けられることになったので急遽BHSTを受けてきた。

05 9月 2024

UBCO用MOLLEパネル

ケージ的な見た目が悪いのかと思い、やはりパニヤフレームかサイドバッグを自作するのが良いだろうか?とウェブを彷徨っていると、UBCOのハント エディションに付いているMOLLEパネルが目に入った。

ハント エディションは車体の中央にMOLLEパネルが付いているけど、そこに鞄を付けると足にぶつかるのでパニヤフレームの代りにMOLLEパネルを付ければ良いのでは?と思い付いた。

ということで、デザインしてアクリルシートで試作品を作ってみた。

試作品を作るにあたって、住んでいる街の図書館が運営する工作室?みたいな場所を利用してみた。そこにはCO2レーザーカッターがあるので、それを使ってアクリルシートをカットした。

アクリルの試作品

これは、けっこう良いのでは?

いくつかの試作品を経て、最終デザインを業者に依頼して3mmのアルミ板からカットしてもらい、さらにアルマイト/アノダイズ処理を施した。

完成!

見た目の違和感も無く、良い感じにできたのではないかと思う。次は装着できそうな市販のパニヤバッグ/サイドバッグを買ってくるか、既存のバッグを保持できる新しいデザインでケージを作り直すか? もしくは、MOLLE規格のアタッチメントが色々と市販されているので、それを流用するのも良いかも知れない。

03 9月 2024

UBCO用のサイドケージ(?)

Lサイズのツールボックスで買い物に行くと、気を付けていないと蹴ってしまうし、サイドバックの方が見た目も良いかな? と思うので、DIYで作ってみることにした。

ただし、最近のスーパーはセルフレジで買い物袋も持ち込みなので、買い物袋/鞄側を改造しなくても運べるようにケージ的な物を作ってみた。何て呼べばいいのだろう? サイドケージ?

試作品1号

なんとなく形にはなっているけれども、実際は精度が悪く力技で合わせているので失敗作。

パイプを曲げる度に精度が悪くなっているので、次はほとんど直線で作ってみた。

試作品2号

試作品1号よりはマシだし、2Lのボトル五本に水を入れて10kgの荷重でも大丈夫だった。だったんだけど、なんだろう? 何か納得がいかない。

試作品3号

納得がいかないけど、改善点が自分でも良く分らないので、とりあえずデザインを変更してみた。2号と同様に10kgの水のボトルを入れても大丈夫だった。

試作品2号より悪くはないと思うし、実際に使ってみても大丈夫だったのだけど、左右両方に装着した所を想像すると、、、なんだろう? 何か違う感じがする。


02 9月 2024

UBCOのタイヤ交換

装着されているタイヤはオンオフ両用のオフロード寄り? のタイヤと思われる。

雨で濡れたアスファルトでは慎重に発進しないと前輪がすぐに空転するし、なんなら乾いた路面でも空転するので、タイヤをもっとオンロード用に交換することにした。そもそも停車状態では前輪への荷重が足りないのが原因かもしれないけれど…

MichelinのAnakee Streetが良さそうだったけれど在庫のある店が見つからなかったので、MetzelerのME22を購入してみた。

左が元のタイヤで、右がME22。

交換方法は自転車のタイヤ交換と基本的には同じ。モーターバイク用のでかいタイヤレバーとビードワックスを購入して、ウェブで見かけたケーブルタイを使うテクニックを試してみた。結果、自転車よりは力が必要だったけど特に問題なく交換できた。

一つ疑問に思ったのは、前輪と後輪で装着方向が反対なのだけど、前輪も駆動するUBCOの場合はどちらがいいのだろうか?駆動するのだから後輪と同じ方向にすべき??? 分らん。

走ってみると確実にグリップ力が違うのが体感できる。停車状態から雑に発進するとやっぱり前輪が空転するけど、交換前のタイヤよりは全然マシ。加速する時も交換前は徐々に徐々に加速していたのが、なんて言うのかキビキビと加速するようになった。