19 9月 2024

Learner Approved Motorcycle Scheme - LAMS

免許を取ったら乗りたくなるというか乗るために免許を取ったので、次は楽しい最初のモーターバイク選び。

ニュージーランドの免許と日本の自動二輪免許との大きな違いの一つが排気量の制限。ニュージーランドは非常におおらかで、LearnerとRestricted免許では明示的に禁止されているモデルを除いた250cc以下のモーターバイクか、250cc以上でもLearner Approved Motorcycle Scheme (LAMS)という事前に許可されたリストにある660cc以下のモーターバイクに乗ることができる。

でも、免許取りたてで650ccに乗るのはさすがに無謀だろうと思うんだけど、オンラインフォーラムなどを見てみるとそんなデカいモーターバイクに普通に乗ってるみたい。そんなんでいいのかな? まぁ、それぞれの国の免許事情や道路事情もあるか。

まずは中古を探してみたけれども、それほどNZの中古市場は大きくない?みたいでオンラインではなかなか見つからない。直接お店に行ってみたほうが良いのかも知れない。もしくは個人売買が盛んみたいだけど、目利きできる自信はないので、どんな来歴があるのか分らないモーターバイクを個人から買うのは不安が大きい。

ということで新車で買うことにした。ついでにやっぱり最初の一台は日本のメーカーがいいかな?と思って調べてみた現行機種が以下。(スクーターやオフロード車以外)

カワサキ (ただしLAMSのページがないから確定ではない。)

Ninja ZX-4R、Ninja 500、Z 400、Z 650、Z 500、Versys-X 300、Eliminator 500、Vulcan S 650、KLR650

スズキ

V-Strom 650A、SV650A、V-Strom 250SX、GSX250F、GSX250RL、GSX150F、GSX150

(SV650Aはフルパワー ヴァージョンとLAMSヴァージョンがある。)

ホンダ

Navi、Monkey、CT125 Hunter、MSX125 Grom、CB125F、CMX500 REBEL、CM500 Scrambler、CB500F、CB500X、CBR500R、CB650R、CBR650R

ヤマハ

XSR700、MT-03、YZF-R15M、MT-07LA、YZF-R7LA、YZF-R3

それぞれのメーカーと排気量を表にすると、このようになる。
125cc150cc250cc300cc400cc500cc600cc~
カワサキXXXX
スズキXXX
ホンダXXX
ヤマハXXX

600cc以下はうまい具合に棲み分けているようにも見えるけど、結局は各社600cc以上に力を入れているということか?

17 9月 2024

Basic Handling Skill TestとLeaner Licence

BHSTの試験場所は街のちょっと外れにあって工業地域とまでは言わないけれど広めの敷地を必要とする企業が集っている地域だった。週末だけテストのために駐車場を借りているらしい。

予約が一杯ということで時間に厳しそうだったので、早めに行ったらまだ前の人の講習かテストの最中で、受講者の気が散るからどっか行って待っていてと言われた。

テストの前に試験官や前の受講者と雑談していて、クラッチ付きのモーターバイクには一度も乗ったことがないと白状?したら、ちょっと無謀かもとかお金($120)の無駄になるかもとか言われてしまった。でも、クラッチ付きの車は、しばらく運転していないけれども、運転したことはあるし、もちろんクラッチの仕組みについて理解はしているので、試験官の好意でテストの前に15分くらいモーターバイクに乗って慣れさせてもらった。

結果として、満点ではないけれども及第点ということで一発でBHSTはパスした。ただし、いきなり遠くまでツーリングに行ったりするようなことはしないように、まずは街の中でもっと慣れるように試験官から何度も念を押された。まぁ、自分でもそう思うので当然の心配だと思う。

Learner Licenceの試験はAutomobile Association (AA)やVehiclle Testing New Zealand (VTNZ)で受けることができる。20年前に車のLearner試験を受けた時は、コイン スクラッチの紙のテストだったけれども、パソコンを使ったテストに進化していた。しかもテスト終了後には設問と回答がPDFファイルで送られてきた。

試験ではランダムに出題される35問の質問の内32問に正解すれば合格。その名もDriving Testsという便利なサイトがあるので、暇を見つけてはチェックしてほぼ毎回満点を取れるようになっていたので、楽勝だった。1問だけ間違ったけど…

一問だけ間違った。


16 9月 2024

フロントボックス

Sサイズのツールボックスをほぼ付けっぱなしにしているけれども、前デッキに載せてもいいのでは?と今さらながら思い付いた。でもサイズ的に載せられなかったので、もっと小さいフロントボックスを探してみた。

ヘッドライトがあるので、あまり高さのある箱は付けられない。鍵も付けたい。

で、ウェブを彷徨っていたら日本製の道具箱でちょうどいいサイズがAucklandの店で売っていた。トラスコ中山というメーカーの工具箱らしい。

鍵のせいでデッキに傷が…

色もオリーブドラブで違和感が少ない。リアボックスと同じように底に穴を開けてボルトで固定することにしたけど、ちょうどフロントデッキをフレームにマウントするための穴がいい感じの場所にあるので、それを再利用することにした。


13 9月 2024

Motorcycle Licence

自転車で郊外を走っているとモーターバイクを見かけることも多く、自転車も気持ち良いけどモーターバイクも気持ち良さそうだなぁと思っていた。UBCOを乗り始めて自転車とは違う面白さ?みたいのもあるなと思ったので、モーターバイクの免許も取ることにした。

というのもUBCOの航続距離だとそんなに遠くに行くことができないし、出先でEV車用のチャージャーで充電するなんてこともできない。それにニュージーランドの道路事情として、街中は50km/hだけど郊外の制限速度は70km/hまたは80km/hで街と街の間の何もない区間は100km/hなので、50km/hが限界のUBCOは走ってはいけないわけではないけれど、ちょっと危なっかしい。

ニュージーランドの免許は3段階になっていて、LearnerRestrictedFullがある。それから、免許の試験以前にBasic Handling Skills Test (BHST)をパスしないとLearnerの試験を受けることすらできない。BHSTでは実際にモーターバイクに乗って、発進、停止、八の字などの走行をさせられるけど、YouTubeで動画も公開されているので事前にじっくりと確認ができる。


そんなに難しいことをさせられるわけではないけど、初めてクラッチ付きのモーターバイクに乗っていきなりこのテストをパスするのはちょっと心配がある。なので、事前講習とBHSTがセットになったコースを申し込んだのだけれども予約が一杯で数ヶ月先になるらしい…

動画を何度も観ている内に半クラで発進ができて、あとは2速に入れることができれば、3速以上なんて使わないだろうし、何とかなるのでは?という気になってきた。そこでBHSTだけだと何時受けられるのか聞いてみたら、ちょうどキャンセルがあって明日でもいいなら受けられることになったので急遽BHSTを受けてきた。

05 9月 2024

UBCO用MOLLEパネル

ケージ的な見た目が悪いのかと思い、やはりパニヤフレームかサイドバッグを自作するのが良いだろうか?とウェブを彷徨っていると、UBCOのハント エディションに付いているMOLLEパネルが目に入った。

ハント エディションは車体の中央にMOLLEパネルが付いているけど、そこに鞄を付けると足にぶつかるのでパニヤフレームの代りにMOLLEパネルを付ければ良いのでは?と思い付いた。

ということで、デザインしてアクリルシートで試作品を作ってみた。

試作品を作るにあたって、住んでいる街の図書館が運営する工作室?みたいな場所を利用してみた。そこにはCO2レーザーカッターがあるので、それを使ってアクリルシートをカットした。

アクリルの試作品

これは、けっこう良いのでは?

いくつかの試作品を経て、最終デザインを業者に依頼して3mmのアルミ板からカットしてもらい、さらにアルマイト/アノダイズ処理を施した。

完成!

見た目の違和感も無く、良い感じにできたのではないかと思う。次は装着できそうな市販のパニヤバッグ/サイドバッグを買ってくるか、既存のバッグを保持できる新しいデザインでケージを作り直すか? もしくは、MOLLE規格のアタッチメントが色々と市販されているので、それを流用するのも良いかも知れない。

03 9月 2024

UBCO用のサイドケージ(?)

Lサイズのツールボックスで買い物に行くと、気を付けていないと蹴ってしまうし、サイドバックの方が見た目も良いかな? と思うので、DIYで作ってみることにした。

ただし、最近のスーパーはセルフレジで買い物袋も持ち込みなので、買い物袋/鞄側を改造しなくても運べるようにケージ的な物を作ってみた。何て呼べばいいのだろう? サイドケージ?

試作品1号

なんとなく形にはなっているけれども、実際は精度が悪く力技で合わせているので失敗作。

パイプを曲げる度に精度が悪くなっているので、次はほとんど直線で作ってみた。

試作品2号

試作品1号よりはマシだし、2Lのボトル五本に水を入れて10kgの荷重でも大丈夫だった。だったんだけど、なんだろう? 何か納得がいかない。

試作品3号

納得がいかないけど、改善点が自分でも良く分らないので、とりあえずデザインを変更してみた。2号と同様に10kgの水のボトルを入れても大丈夫だった。

試作品2号より悪くはないと思うし、実際に使ってみても大丈夫だったのだけど、左右両方に装着した所を想像すると、、、なんだろう? 何か違う感じがする。


02 9月 2024

UBCOのタイヤ交換

装着されているタイヤはオンオフ両用のオフロード寄り? のタイヤと思われる。

雨で濡れたアスファルトでは慎重に発進しないと前輪がすぐに空転するし、なんなら乾いた路面でも空転するので、タイヤをもっとオンロード用に交換することにした。そもそも停車状態では前輪への荷重が足りないのが原因かもしれないけれど…

MichelinのAnakee Streetが良さそうだったけれど在庫のある店が見つからなかったので、MetzelerのME22を購入してみた。

左が元のタイヤで、右がME22。

交換方法は自転車のタイヤ交換と基本的には同じ。モーターバイク用のでかいタイヤレバーとビードワックスを購入して、ウェブで見かけたケーブルタイを使うテクニックを試してみた。結果、自転車よりは力が必要だったけど特に問題なく交換できた。

一つ疑問に思ったのは、前輪と後輪で装着方向が反対なのだけど、前輪も駆動するUBCOの場合はどちらがいいのだろうか?駆動するのだから後輪と同じ方向にすべき??? 分らん。

走ってみると確実にグリップ力が違うのが体感できる。停車状態から雑に発進するとやっぱり前輪が空転するけど、交換前のタイヤよりは全然マシ。加速する時も交換前は徐々に徐々に加速していたのが、なんて言うのかキビキビと加速するようになった。

26 8月 2024

UBCOに箱を追加

モーターバイクの後ろに積む箱はトップボックスとかリアボックスと言うらしい。

純正オプションでパニヤ フレームバッグもあるけれど、保険がおりて買い直した時にちょうどセールをしていてのデッキとセンターバッグがタダで貰えたので、残念ながらパニヤ フレームを装着することができない。後ろのデッキを外せば装着できるけれども、とりあえずはデッキを活用する方向で検討することにした。

幅は50cm、長さは43cm。

単純に考えれば、デッキに箱を積んで紐で縛ればそれだけでデイバッグ以上の積載量になる。でもそれだと盗難対策が皆無なので、鍵の付けられる箱をデッキにボルトで固定することにした。デッキはHDPEというプラスチックの一種で、加工は容易。ボルトは箱の内側だし、デッキ側はTナットを埋め込んだので、箱を壊さないと外すことはできない。(まぁ、六角レンチがあればデッキごと外して持ち去れてしまうけど…)

丈夫さを考えると鉄製の箱が欲しかったけれど、良いのが見つからなかったのでマキタのツールボックスを付けてみた。

すごいピッタリ。

普段はSサイズのボックスにバンジーコード、ガムテープなどを入れてある。買い物に行く時はLサイズに付け替えるか、連結すれば良い。(このツールボックスはSystainerという規格に従っていて、他のメーカーでもSystainer規格であれば連結できる。) ただし、連結しただけだと数秒で連結を解除して持ち去られてしまうので、ワイヤーロックが必須。

ヘルメットも入って便利だし普段からLサイズでもいいのだけど、乗り降りする時に蹴ってしまうので、Lサイズは買い物の時だけにしている。他のモーターバイクのリアボックスを見ると、かなり後ろに張り出しているのは乗り降りの邪魔にならないようにするためか? と思ったけれど、シートバッグと呼ばれるバッグもあるのでそうでもないのか。とりあえず、その真似をしてデッキのさらに後方にどうにかして箱を付けることはできると思うけど、せっかくデッキがあるのに、後ろに張り出すのはちょっと違う気がする。

Lサイズ。


23 8月 2024

UBCO 2x2 Adventure

 コロナウィルスの影響も減ってきて、何か新しいことを始めたいなと思って購入したのがUBCO 2X2。NZではmopedと呼ばれるカテゴリーになる。速度は50km/hで制限されていて、いくらスロットルを捻ってもそれ以上の速度は出ない。

この写真は盗まれてしまった白いUBCO。
日本でも同じだったと思うけど、ニュージーランドでも車のライセンスを持っていれば、50cc以下のモーターバイクには乗れるので、始めは普通のスクーターでも買おうかと思っていたけれど、探している内にUBCOを見つけて一目惚れしてしまった。ハブモーターを使っているのでチェーンがなくて、後輪はもちろん前輪にもハブモーターが付いていて二輪駆動。オフロードで乗れば二輪駆動の恩恵もあるんだろうけど、オンロードが主体になる自分には意味がないのでは?と思いつつ、面白そうなのでUBCOの購入を決定した。

17ヶ所ある。(マニュアルから抜粋)
もう一つ魅力的だったのが、オプション用のマウント ポイントがたくさん付いている所。目的の一つが車を使えない時にもそれなりの量の買い物がしたかったということもあり、マウント ポイントを活用すれば結構たくさんの量が運搬できるのでは?と想像してみた。

買ったのは去年の9月で、上の写真の白いUBCOは12月に盗まれてしまった。家ではガレージの中に停めていたけど、会社の駐車場でちょっと油断してチェーンロックを掛け忘れた隙にやられてしまった。保険に入っていたので全額保証されたのは不幸中の幸い。
買い直したのは黒で、今はチェーンロックに加えてアラーム付きのディスクロックも忘れずにかけるようにしている。