20 3月 2014

Baking Macbook Pro

GigazineのMacbook Proをオーブンで焼いて直すという記事を読んで、そういえば会社に壊れたMacbook Pro (Early 2011)があったのを思い出したので、実際にやってみた。

症状としては、縦縞のパターンが表示されたり、負荷をかけるとフリーズした(ように見えた?)り、起動に失敗したり、勝手に再起動したり、と動作が不安定だった。
数ヶ月ぶりに電源を入れてみたけれども、やっぱり電源投入時から縦縞が出てるし、リンゴマークが表示されて、消えたと思ったら、その状態のまま起動する気配が全くなかった。

焼く前に、もう少し調べてみると、3つくらい方法があるらしい。
  • オーブンで焼く
  • ヒートガンで熱くする
  • 動作させた状態で、何かで包んで内部の熱を上げる
基本的には、どれも温度を上げて半田のクラックを直すテクニック(裏技といったほうがいいのかな?)らしい。

オーブンの方法もヒートガンの方法もマザーボードを取り出さないといけないので、iFixitで分解手順を確認していたら、起動に失敗した状態でそのまま放っておくと、どんどん熱くなっているのを発見。それならば、起動せずとも負荷がかかったように熱くなっていくので、とりあえず手軽な包んで温度を上げる方法を試してみた。

排気口を塞いで、手元にあった膝掛けで包んで、1時間ちょっとくらい放っておいた。

ほどよく冷めてから電源を入れてみると、縦縞のパターンが表示されなくなった! おまけに普通にそのまま起動した! この時点で、とりあえず効果があったことが確認できたと言っていいと思う。

でも、一時的に直っただけという報告も多かったので、GPUのベンチマーク ツールを走らせてみた。だけど特に問題が起きない。これは、もしかして直ったかと期待しつつ、ベンチを走らせ続けるストレス モードがあったので、走らせ続けていると、勝手に再起動して縦縞パターンも再発してしまった。

でも、効果があったのは確かなので、もう一度包んで高温にしてみると、縦縞もなくなり起動もするようになった。普段使い程度なら、問題は起きないのかも知れないので、とりあえずこのまましばらく使ってみようと思う。

[追記 21/3/2014]
よく考えてみると、高熱にして半田クラックを直したのに、熱暴走したら症状が再発した、っていうのは理に適っていない?

[追記 27/02/2015]
ようやくAppleは問題があることを認めたみたいで、無償修理プログラムが始まった。(http://www.apple.com/nz/support/macbookpro-videoissues/) 早速、会社から歩いて数分の距離に修理を受け付けてくれるディーラーがいるので持っていった。さて、どうなるかな?

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