08 11月 2024

GoPro Hero 2024 - ファームウェア ver.1.20

新しいファームウェアがリリースされた(2024年11月6日)。電源がoffなのにバッテリーが消耗する問題が修正されている。気を付けていれば回避できる問題ではあるけれど、バッテリー内蔵モデルとしては深刻な問題だったので解決されて良かった。


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ついでに取説を読み直していて気が付いたのだけど、電源ボタンを押すとワイヤレスが自動で
onになるので、録画するときは電源offの状態から直接シャッターボタンを押して録画開始するとバッテリーの消耗を抑えられるらしい。

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それから特にリリースノートに記載がないみたい?だけど、録画ファイルにも変更があった。ver.1.10の時は1080pで録画すると17分17秒で3.66GBのファイルに分割されていたけど、ver.1.20にしてからはきっちり30分で1.11GBのファイルに分割されるようになった。
4Kの場合は変わらず10分24秒で3.66GBのファイルのまま。
1080pのは改善されたというよりもバグだったんじゃ?と思うけど、まぁ修正されて良かった。

ファームウェアのアップデートが来て喜んでいたら、Quikのデスクトップ版はディスコンという発表が。。。(2024年11月7日)
Hero 2024はスムージングをソフトウェアに依存しているから、サブスクリプション無しだと使い物にならないような。高くてもHero 13を買っておくべきだったか?

追記:11月13日
バッテリー問題が直っているかと思ったら直ってなかった。一晩で10%くらい減る。
追記:11月15日
直ってなかったは言い過ぎだった。思いついてファクトリーリセットをしてみたら、一日(24時間)で5%くらい減るようになったので、リリースノートの通り改善されたと言ってよいと思う。
と、思っていたけど朝に確認して会社から帰ってきて確認したら(10時間くらい?)、もっと減っていた。何か減ったり減らなかったりの条件があるのだろうか?
追記:11月22日
減るは減るけど自分的には許容範囲になったので詳しく追跡していないけれど、二晩くらいは100%を保持していてその後3~5%くらいの割合で減るような。そこからさらに減ると減る割合が増える感じがするのだけど撮影に使ってしまうので、追跡できていない。

15 10月 2024

GoPro Hero 2024 - マスキングテープと4kHz+

風切り音対策を色々と試していたら不思議な現象を発見した。上面のマイク穴にマスキングテープを貼ると4kHz以上がカットされる。しかも、エンジン始動前は4kHz以上も録音されているのにエンジンを始動してエンジン音が発生すると4kHz以上がなくなってしまう。反対にエンジンを停止すると4kHz以上が戻ってくる。

Quikアプリがなにか音に対しても処理しているのかと思ったけれども、SDカードの生データの時点でそうなっている事を確認した。ということはHero 2024が何かしているのだけど、なぜこんなことをするのだろう?


9~10秒付近でエンジンをかけると途端に音が変化しているのが分ると思う。

高音域がないとこもった音になってしまうけど、聴くに耐えないノイズが多い周波数域でもあるので、後処理しなくても自動でカットされると考えれば悪くないのかも?


09 10月 2024

GoPro Hero 2024 その4 - ブレ補正

ブレ補正ができて、ファイルの連結もできて、イコライザーで音声の調整も少しできれば、一つのソフトで完結できていいなぁと思ってDaVinci Resolve (フリー版)を試してみた。

DaVinci Resolveには3つのブレ補正モードがあって、それぞれ試してみたけどやっぱりQuikには敵わない。そこそこいい感じまで補正されるのだけど、Quikほどスムーズにはならない。
どうしてQuikはこんなにきれいに補正できるのだろう?と調べてみると、Hero 2024はいろいろとコストダウンのために機能が削られているけれど、ジャイロセンサーは搭載されていてデータも記録されているそう。Quikはこれを利用しているからキレイなのか?と思い、ジャイロデータを利用してブレ補正するGyroflowを試してみた。

結果かなりいい感じに補正してくれてQuikに肉薄しているといえる。だけど、もう一つの決定的な違いに気が付いた。DaVinci ResolveもそうだけどGyroflowもレンズの補正がQuikに比べて全然足りない。

Quikの場合は右下のメーター全体が写っている。
Quik

だけど、DaVinci ResolveとGyroflowの場合はメーターの一部しか写っていない。
DaVinci

Gyroflow

ブレ補正のために画の中心部を切り出しているからと思われる。DaVinci Resolveのレンズ補正も試してみたけどQuikほど良好には補正してくれなかった。Gyroflowもレンズ キャリブレーション用の動画を撮ってレンズ プロファイルを作って試してみたけれども、Quikのような補正にはならなかった。

ということで、今のところのベストはQuikでブレ補正したファイルを書き出して、DaVinci Resolveなどのソフトを使って連結とサウンドの修正するという手順になっている。
ブレ補正は残念だったけど、DaVinci Resolveはフリー版でも機能が豊富で自分の用途には過剰ですらあるのだけど、サウンド イコライザーが使い易かったので、このまま使ってみようと思う。

08 10月 2024

慣らし運転 その2 7,000rpmまででさらに800㎞

4,500rpmでの800kmの慣らしが終ったあと、交通量の少ない週末の早朝にまずは80㎞/hの区間を行ったり来たりしてみた。ナンカ スゴイ タノシイ。この楽しさは何と表現したら良いんだろうか? 幸い他の車に全く出会うこともなかったので、2速から5速まで満遍なく使って色々な速度で7,000rpmまで回しただけなのに楽しい。そのあと5速でも7,000rpmまで回すために100km/hの区間にも挑戦。ついでにちょっとだけ7,000rpm以上にして100km/hでも走ってみた。7,250rpmくらいか?
Ashhurstの近くで。

とりあえず田舎道を楽しんで走っていたら200kmなんてすぐに走ってしまったので、初回メンテナンスに持って行く1,000kmになった。朝の出勤のついでにディーラーに乗って行って、4時頃取りに来ると伝えたらじゃあ3時までに終らせておくと言われたけど、10時過ぎには終ったよの連絡が来た。

初回メンテナンスでは、各部のチェックと調整、さらにオイルとオイルフィルターの交換が行なわれた。
1,000kmチェック

体感できるような違いは感じられないけど、確認窓から見えるオイルの色は綺麗になってる。Motulというフランスのメーカーのオイルらしい。車やモーターバイクに対する興味が薄かったせいか、初めて聞いた。

次は+3,000kmでオイル交換かな? スパークプラグも4,000kmくらいで交換したほうが良いんだっけか?

取説による慣らし運転は4,500rpmで800km、7,000rpmでさらに800kmなので合計1,600kmだけど1,000km終ったので、残りは600km。郊外の道をグルグルと走っているうちに終ってしまった。

3回目の給油をしたら燃費は40.6km/Lで、4回目では37.0km/Lまで下った。800km以降はほとんど80~100km/hの速度で走っていたせいと思われる。

03 10月 2024

GoPro Hero 2024 その3 - 風切り音

本命のジクサーにGoProをマウント。とりあえずハンドルに付けてみた。
ちょっとだけ斜め。
そして30分ほど録画してみた。ファイルは10分毎に分割されて保存されて、1ファイルのサイズは4GB弱。分割された動画の連結はQuikアプリでもできるけど、連結した結果を書き出すにはサブスクリプションが必要になる。
それから風切り音がすごくうるさい。何か対策が必要なので、調べてみるとスポンジフォームを貼り付けたり、外部マイクでエンジン近くで音を拾うと良いらしい。ただし、Hero 2024は外部マイクを接続できないので、スポンジフォームを付けるしか対策ができない? 他に何か良い対策方法はないだろうか?

マイクは2ヶ所にある。
とりあえず、家にスポンジフォームがあったので適当に切って、2ヶ所あるマイクの穴の部分に貼り付けてみた。
たしかに風切音はマシになったけれども、まだ残っている。
フォームが小さ過ぎたか? それとも形が悪かった?












何となく雪ん子を想像。


対策を調べていた時に着せる感じで装着するフォームがあったので、全体を覆うことに何か意味はあるのかな?とそんな感じにフォームを加工してみた。
加工してみたけど、六面全部を覆う加工は難しいので背面とカード/USB用のカバーのある面は開いている。'コ'の字に蓋を追加してレンズの部分に穴を開けた感じ。
結果、少し残っていた風切り音もなくなっているように思うけど、風の音か走行音か判断がつかない低音のノイズが残っていて、何か高音のノイズもある?
風切り音は確かに改善したけど、全体を覆ったことが良かったのか、分厚くしたフォームの効果なのか分らないので、見た目の改善の必要も含めて再度作り直す予定。放熱の観点からも良くなさそうだし。

後処理でノイズを除去するソフトも試してみたけど、風切り音だけをキレイに除去するのは難しいみたい。風切り音が別のノイズになってしまっているような。でも、もうちょっと色々なソフトを試してみることにしよう。

02 10月 2024

GoPro Hero 2024 その2

ブレ補正適用後の動画を保存する時に、解像度を4K/1440p/1080p/720pから選択できるのだけど、できあがったファイルサイズは全部ほぼ同じ。なぜだろうと思ったら、可変ビットレートが理由らしい。そういえばビットレートを変更するスライドバーが書き出す時の設定にあった。
書き出しの時に設定できるのは、
解像度:4K、1440p、1080p、720p、カスタム
コーデック:HEVC、H.264、ProRes
ビットレート:MinからMaxまで5段階の目盛りがあるけどその中間も設定できる。デフォルトはMaxの1段階前。

書き出しのダイアログ

書き出しにかかる時間は720pの最低ビットレートでも10分ほどのファイルで5~6分くらいかかる。4Kにしたりビットレートを上げたりするともっと時間がかかる。GPUの使用率が100%になるので、M1 Airより速いGPUを積んだPCならもっと早くなるはず。Windows版を出してくれないものだろうか? そうすればより強力なGPUが使える。

iMovieにもブレ補正機能があるので試してみたけど、iMovieのブレ補正はイマイチ。Quikの方が優秀だった。

01 10月 2024

GoPro Hero 2024

何か楽しそうなので、モーターバイクの動画を撮るためにアクション カメラを買ってきた。とりあえずGoProでいいだろ? ということで発売されたばかりらしい小さいHeroを選択。(ちなみに実際に買ったのは9月26日。) Hero 13はさすがに「ちょっと試してみるか」で買うには高価だし、かといって他メーカーのすごい安物を買って「こんなものか」で使わなくなるのはもっとお金の無駄になりそうなので、初心者には無難そうなGoPro Heroにしてみた。

それにしてもなぜこんな名前にしたんだろう? 単純な検索で絞り込めないのは失敗だと思うのだけど、何か理由があるんだろうか? まぁ日付を検索条件に加えればいいし、GoPro自身も2024を付けてHero (2024)と呼んでいるから、それでいいのか?

最初のセットアップはスマートフォンとQuikアプリが必須で、最初にBluetoothで接続した後にwifiでも接続してファームウェアのアップデートが行なわれた。(たぶんBluetooth越しに色々チェックして、ファームウェアの転送は通信速度の早いwifiを使っている?) ファームウェアはVer.1.10が最新らしい。

使い方は分ったので、というか電源を入れてシャッター ボタンを押すだけだし、通常の動画撮影は4Kか1080p(バッテリーセーブモード)で撮影するしかないので、とりあえずデフォルトの4Kで5分ほどUBCOに付けて家の周りで撮影してみた。

GoPro Hero 2024

スマートフォンのQuikアプリはセットアップのためにインストールしたけど鑑賞や編集のために使うつもりはないので、macOS用のQuikアプリをM1 MacBook Airにインストールした。Windows用はまだ?ないみない。USBケーブルでMacと繋ぐと認識はされるけど、ファイルのコピーがUSB経由でできない? わざわざSDカードを抜いてカードリーダーを使ってコピーしないといけない… 

あとSDカードに記録されている動画はブレ補正が適用されていない生データ。これも安い理由の一つか。まぁでも鑑賞する時はパソコンの画面なので結局はQuikアプリ経由になるから問題ないか? ブレ補正は最初に開いた時にしばらく解析するために時間がかかる。その後は補正速度も十分早く、一旦補正後のデータを生成してから再生ではなくて、リアルタイムに補正しながら再生しているみたい。

それからブレ補正の機能はサブスクリプションがなくても使用できるし、ブレ補正を適用した後の動画を書き出すこともできる。

技術者的な視点で見ると生データがある方が、補正アルゴリズムが更新されたり、別のブレ補正ソフトを試したりできるのでありがたい。ん?そういえばブレ補正を二度掛けしたらどうなるんだろう? たぶんもう誰かが試していると思うけど。

30 9月 2024

慣らし運転 その1 4,500rpmまでで800km

街の中をグルグルとあてもなく流して3週間とちょっとで800km走った。平日は仕事が終った後に小一時間くらいを週に2~3日、それと週末の午前中に2~3時間。最初の1週間くらいは毎度何回かエンストしていたけど、2週間目には一日に一回くらいに減って、3週間目には半クラの感覚は大体覚えたと思う。
シフトチェンジも、まだまだ毎回完璧ではないけれど、最初の頃よりはだいぶマシになった。マシにはなったけれども、交通量が多くて状況が刻一刻と変化するラウンド アバウトではシフトチェンジが忙しい。特にウィンカーのルール無視の車とかルール無視とまでは言わないけれどウィンカーを出すタイミングが遅い車がいると状況判断(停止するかしないか)が全く逆になるので面倒。まぁ、街中の用事にはUBCOを使って、Gixxerは郊外のツーリングに使うつもりだから問題ないか。
市内の空港近くは道は広いのに車も家もなくて走りやすい。
420kmほど走った時点で初めての給油をしてみた。7.6Lほど入ったので燃費は420/7.6=55km/Lぐらい。そして800kmを達成したので70km/hの道も少し走ってみた後で2回目の給油。燃費は同じく55km/Lぐらい。
燃費がいいという評価は知っていたけど、4,500rpmまでしか回してないおかげか? 初心者でもこんなに良い燃費になるとは思っていなかった。

25 9月 2024

GSX150? GSX150RL? M3? M4?

Suzuki NZから手紙が届いた。単なるThank you letterだったけど、どうやら私が購入したのは正式?にはGSX150RLM4というらしい。
GSX150RLM4らしい。
そういえば250ccはGSX250FとGSX250RLとなっているのだから、150ccもGSX150FとGSX150RLとなるのが自然なはず。ウェブだけの記載漏れなんだろうか? オーナーズマニュアルにもRL/RF/FRL/FRF M3-modelという記述がある。手紙にはM4とあって、マニュアルにはM3となっているということは、ED131がM3で、ED132がM4ってことなんだろうか?  
あれ?FRLとFRFって何だろ?
ED131/M3とED132/M4で違いがどこかにあるんだろうか? ちょっとだけ気になる。

24 9月 2024

Suzuki GSX150 もしくはGixxer/ジクサー150?

結局一週間ほど色で悩んだのち青に決定。ということで土曜日に注文して、火曜にディーラーに届いて、水曜には連絡が来て納車できると言われたけど、会社帰りに受け取るのはちょっと我慢して、土曜に受け取りに行ってきた。
自分のモーターバイクになった贔屓目かも知れないけど、この青はカッコイイ! 写真よりも実物の方が格好良いので青にして良かったと思える。やっぱり贔屓目か?
Suzuki GSX150 / ジクサー150

午前中に受け取って、まずは家まで超安全運転で、15分くらい?の道だけど事前に吟味した交通量が少なそうな道を運転して帰ってきた。BHSTでは公道を走らないので、人生二度目のマニュアル車の運転で、しかも最初の公道だったので滅茶苦茶緊張した。緊張したけれども、初めてのモーターバイクという高揚感?もあったおかげか無事に帰って来れた。
ディーラーさんも優しい人で「無理そうならすぐ連絡してくれれば車で運んであげるから」と言ってくれていたので、精神的にもちょっと安心して乗れたのが良かったのかも知れない。
そういえば、初めてNZで車を運転した時は中古車屋から家まで1時間ちょっとの距離だったけど、その夜は頭痛と熱を出すくらい緊張した。

午後からも乗って練習したかったけれど小雨が降ってきたので、おとなしくガレージで眺めながらニマニマしたり、家でマニュアルを読んで過ごした。VINをチェックしたところED132というモデルナンバーだった。外観は全く同じに見えるけれども、ED131とどこか違うところがあるのだろうか?
やっつけで作ってみたキーホルダー

それからマニュアルを読んでいて気付いた慣らし運転。用語としては知っていたけど、自分が実際にすることになるとは思っていなかった。マニュアルによると最初の800kmは4,500rpmまでで、次の800kmは7,000rpmまで回すようにするらしい。
4,500rpmだと5速を使っても60km/hちょいくらいなので、街の中を走る分には十分だけど街の外には行けないことになる。7,000rpmまで回す段階になれば5速で90km/hちょいくらいらしいので、街の外にも行けなくはない。街を脱出して田舎道を走れば、制限速度は100km/hだけど車でも100km/hで走ってることは少ないというか、そもそも車が少ないので問題ないはず。
1,000km走ったら初回点検に持っていくことになっているので、4,500rpmで800km走ってから7,000rpmで200km走って点検という感じになって、なんとなく理に適っている? 

23 9月 2024

最初の一台

楽しい最初の一台選びの続き。ヤマハのディーラーは住んでいる街にないので除外。カワサキは250cc以下の新車の取り扱いがない… ホンダは125ccがいくつかラインアップされているけど100km/hでそこそこ走れないと郊外の道で困る。そして125ccの上は500ccになってしまう。とすると、除外したヤマハのYZF-R15Mか、スズキのGSX150/150F/250RL/250FかV-Strom 250SXくらいしか選択肢がない。

フルカウルは乗車姿勢が疲れそうだし除外すると、残るのはスズキのストリートファイター? のGSXの150か250RL、もしくはアドべンチャーのV-Stromの250SX。

見た目で選ぶとネイキッドとかネオクラシックとかスクランブラーとか呼ばれるタイプが好みなのだけど、ないものはしょうがない。自転車だと、「最初は見た目で選べ、そうしないと結局乗らなくなる」なんて言われていたりするけど、さすがに見た目が好きだからで600cc超のモーターバイクを最初に選ぶのはありなのか? 

150ccと250ccで考えると、100km/hで余裕がありそうな250ccの方が長く乗れそうではある。でも、遅い車をガンガン抜いて速く走りたいわけではないし、車群の後ろに付いて90~100km/hで走ることができれば十分とも言える。でもあまりに遅いタンクローリーを追い抜く必要があることも否定できない。しかも二つめのタンクが連結されているタンクローリーは全長20mくらいあったはず。

画面の前で悩んでも結論が出ないので、「ディーラーに行って見てみよう」と思い立ってディーラーに行ってみたら、フルカウルのGSX150Fと250ccのGSX250RLがあった。一目最初に見た印象は「意外とデカいな」。 排気量が大きくなるにつれ車体も大きくなる傾向があると思うのだけど、150ccでも十分大きく感じる。SV650Aも展示されていたけど、見た瞬間「あ、これはまだ無理」と思える大きさ。

BHSTで乗車したのは、詳しいモデルは分らないけどクラシックな見た目のスズキの125ccだった。GSX150はそれよりも一回りは大きいような。なんか150ccで十分な気がしてきたのでサイズ的にはGSX250RLもほぼ同じだけど150ccで決定。

次は色。展示してあったGSX150FはオレンジでGSX150も同じ塗装らしい。写真だともっと赤寄りの色に見えたけど実際はけっこうオレンジ寄り。悪くはないんだけど、オレンジとシルバーのツートーンよりは青一色かなぁ。悩ましい。

19 9月 2024

Learner Approved Motorcycle Scheme - LAMS

免許を取ったら乗りたくなるというか乗るために免許を取ったので、次は楽しい最初のモーターバイク選び。

ニュージーランドの免許と日本の自動二輪免許との大きな違いの一つが排気量の制限。ニュージーランドは非常におおらかで、LearnerとRestricted免許では明示的に禁止されているモデルを除いた250cc以下のモーターバイクか、250cc以上でもLearner Approved Motorcycle Scheme (LAMS)という事前に許可されたリストにある660cc以下のモーターバイクに乗ることができる。

でも、免許取りたてで650ccに乗るのはさすがに無謀だろうと思うんだけど、オンラインフォーラムなどを見てみるとそんなデカいモーターバイクに普通に乗ってるみたい。そんなんでいいのかな? まぁ、それぞれの国の免許事情や道路事情もあるか。

まずは中古を探してみたけれども、それほどNZの中古市場は大きくない?みたいでオンラインではなかなか見つからない。直接お店に行ってみたほうが良いのかも知れない。もしくは個人売買が盛んみたいだけど、目利きできる自信はないので、どんな来歴があるのか分らないモーターバイクを個人から買うのは不安が大きい。

ということで新車で買うことにした。ついでにやっぱり最初の一台は日本のメーカーがいいかな?と思って調べてみた現行機種が以下。(スクーターやオフロード車以外)

カワサキ (ただしLAMSのページがないから確定ではない。)

Ninja ZX-4R、Ninja 500、Z 400、Z 650、Z 500、Versys-X 300、Eliminator 500、Vulcan S 650、KLR650

スズキ

V-Strom 650A、SV650A、V-Strom 250SX、GSX250F、GSX250RL、GSX150F、GSX150

(SV650Aはフルパワー ヴァージョンとLAMSヴァージョンがある。)

ホンダ

Navi、Monkey、CT125 Hunter、MSX125 Grom、CB125F、CMX500 REBEL、CM500 Scrambler、CB500F、CB500X、CBR500R、CB650R、CBR650R

ヤマハ

XSR700、MT-03、YZF-R15M、MT-07LA、YZF-R7LA、YZF-R3

それぞれのメーカーと排気量を表にすると、このようになる。
125cc150cc250cc300cc400cc500cc600cc~
カワサキXXXX
スズキXXX
ホンダXXX
ヤマハXXX

600cc以下はうまい具合に棲み分けているようにも見えるけど、結局は各社600cc以上に力を入れているということか?

17 9月 2024

Basic Handling Skill TestとLeaner Licence

BHSTの試験場所は街のちょっと外れにあって工業地域とまでは言わないけれど広めの敷地を必要とする企業が集っている地域だった。週末だけテストのために駐車場を借りているらしい。

予約が一杯ということで時間に厳しそうだったので、早めに行ったらまだ前の人の講習かテストの最中で、受講者の気が散るからどっか行って待っていてと言われた。

テストの前に試験官や前の受講者と雑談していて、クラッチ付きのモーターバイクには一度も乗ったことがないと白状?したら、ちょっと無謀かもとかお金($120)の無駄になるかもとか言われてしまった。でも、クラッチ付きの車は、しばらく運転していないけれども、運転したことはあるし、もちろんクラッチの仕組みについて理解はしているので、試験官の好意でテストの前に15分くらいモーターバイクに乗って慣れさせてもらった。

結果として、満点ではないけれども及第点ということで一発でBHSTはパスした。ただし、いきなり遠くまでツーリングに行ったりするようなことはしないように、まずは街の中でもっと慣れるように試験官から何度も念を押された。まぁ、自分でもそう思うので当然の心配だと思う。

Learner Licenceの試験はAutomobile Association (AA)やVehiclle Testing New Zealand (VTNZ)で受けることができる。費用は$90.60。20年前に車のLearner試験を受けた時は、コイン スクラッチの紙のテストだったけれども、パソコンを使ったテストに進化していた。しかもテスト終了後には設問と回答がPDFファイルで送られてきた。

試験ではランダムに出題される35問の質問の内32問に正解すれば合格。その名もDriving Testsという便利なサイトがあるので、暇を見つけてはチェックしてほぼ毎回満点を取れるようになっていたので、楽勝だった。1問だけ間違ったけど…

一問だけ間違った。


16 9月 2024

フロントボックス

Sサイズのツールボックスをほぼ付けっぱなしにしているけれども、前デッキに載せてもいいのでは?と今さらながら思い付いた。でもサイズ的に載せられなかったので、もっと小さいフロントボックスを探してみた。

ヘッドライトがあるので、あまり高さのある箱は付けられない。鍵も付けたい。

で、ウェブを彷徨っていたら日本製の道具箱でちょうどいいサイズがAucklandの店で売っていた。トラスコ中山というメーカーの工具箱らしい。

鍵のせいでデッキに傷が…

色もオリーブドラブで違和感が少ない。リアボックスと同じように底に穴を開けてボルトで固定することにしたけど、ちょうどフロントデッキをフレームにマウントするための穴がいい感じの場所にあるので、それを再利用することにした。


13 9月 2024

Motorcycle Licence

自転車で郊外を走っているとモーターバイクを見かけることも多く、自転車も気持ち良いけどモーターバイクも気持ち良さそうだなぁと思っていた。UBCOを乗り始めて自転車とは違う面白さ?みたいのもあるなと思ったので、モーターバイクの免許も取ることにした。

というのもUBCOの航続距離だとそんなに遠くに行くことができないし、出先でEV車用のチャージャーで充電するなんてこともできない。それにニュージーランドの道路事情として、街中は50km/hだけど郊外の制限速度は70km/hまたは80km/hで街と街の間の何もない区間は100km/hなので、50km/hが限界のUBCOは走ってはいけないわけではないけれど、ちょっと危なっかしい。

ニュージーランドの免許は3段階になっていて、LearnerRestrictedFullがある。それから、免許の試験以前にBasic Handling Skills Test (BHST)をパスしないとLearnerの試験を受けることすらできない。BHSTでは実際にモーターバイクに乗って、発進、停止、八の字などの走行をさせられるけど、YouTubeで動画も公開されているので事前にじっくりと確認ができる。


そんなに難しいことをさせられるわけではないけど、初めてクラッチ付きのモーターバイクに乗っていきなりこのテストをパスするのはちょっと心配がある。なので、事前講習とBHSTがセットになったコースを申し込んだのだけれども予約が一杯で数ヶ月先になるらしい…

動画を何度も観ている内に半クラで発進ができて、あとは2速に入れることができれば、3速以上なんて使わないだろうし、何とかなるのでは?という気になってきた。そこでBHSTだけだと何時受けられるのか聞いてみたら、ちょうどキャンセルがあって明日でもいいなら受けられることになったので急遽BHSTを受けてきた。

05 9月 2024

UBCO用MOLLEパネル

ケージ的な見た目が悪いのかと思い、やはりパニヤフレームかサイドバッグを自作するのが良いだろうか?とウェブを彷徨っていると、UBCOのハント エディションに付いているMOLLEパネルが目に入った。

ハント エディションは車体の中央にMOLLEパネルが付いているけど、そこに鞄を付けると足にぶつかるのでパニヤフレームの代りにMOLLEパネルを付ければ良いのでは?と思い付いた。

ということで、デザインしてアクリルシートで試作品を作ってみた。

試作品を作るにあたって、住んでいる街の図書館が運営する工作室?みたいな場所を利用してみた。そこにはCO2レーザーカッターがあるので、それを使ってアクリルシートをカットした。

アクリルの試作品

これは、けっこう良いのでは?

いくつかの試作品を経て、最終デザインを業者に依頼して3mmのアルミ板からカットしてもらい、さらにアルマイト/アノダイズ処理を施した。

完成!

見た目の違和感も無く、良い感じにできたのではないかと思う。次は装着できそうな市販のパニヤバッグ/サイドバッグを買ってくるか、既存のバッグを保持できる新しいデザインでケージを作り直すか? もしくは、MOLLE規格のアタッチメントが色々と市販されているので、それを流用するのも良いかも知れない。

03 9月 2024

UBCO用のサイドケージ(?)

Lサイズのツールボックスで買い物に行くと、気を付けていないと蹴ってしまうし、サイドバックの方が見た目も良いかな? と思うので、DIYで作ってみることにした。

ただし、最近のスーパーはセルフレジで買い物袋も持ち込みなので、買い物袋/鞄側を改造しなくても運べるようにケージ的な物を作ってみた。何て呼べばいいのだろう? サイドケージ?

試作品1号

なんとなく形にはなっているけれども、実際は精度が悪く力技で合わせているので失敗作。

パイプを曲げる度に精度が悪くなっているので、次はほとんど直線で作ってみた。

試作品2号

試作品1号よりはマシだし、2Lのボトル五本に水を入れて10kgの荷重でも大丈夫だった。だったんだけど、なんだろう? 何か納得がいかない。

試作品3号

納得がいかないけど、改善点が自分でも良く分らないので、とりあえずデザインを変更してみた。2号と同様に10kgの水のボトルを入れても大丈夫だった。

試作品2号より悪くはないと思うし、実際に使ってみても大丈夫だったのだけど、左右両方に装着した所を想像すると、、、なんだろう? 何か違う感じがする。


02 9月 2024

UBCOのタイヤ交換

装着されているタイヤはオンオフ両用のオフロード寄り? のタイヤと思われる。

雨で濡れたアスファルトでは慎重に発進しないと前輪がすぐに空転するし、なんなら乾いた路面でも空転するので、タイヤをもっとオンロード用に交換することにした。そもそも停車状態では前輪への荷重が足りないのが原因かもしれないけれど…

MichelinのAnakee Streetが良さそうだったけれど在庫のある店が見つからなかったので、MetzelerのME22を購入してみた。

左が元のタイヤで、右がME22。

交換方法は自転車のタイヤ交換と基本的には同じ。モーターバイク用のでかいタイヤレバーとビードワックスを購入して、ウェブで見かけたケーブルタイを使うテクニックを試してみた。結果、自転車よりは力が必要だったけど特に問題なく交換できた。

一つ疑問に思ったのは、前輪と後輪で装着方向が反対なのだけど、前輪も駆動するUBCOの場合はどちらがいいのだろうか?駆動するのだから後輪と同じ方向にすべき??? 分らん。

走ってみると確実にグリップ力が違うのが体感できる。停車状態から雑に発進するとやっぱり前輪が空転するけど、交換前のタイヤよりは全然マシ。加速する時も交換前は徐々に徐々に加速していたのが、なんて言うのかキビキビと加速するようになった。

26 8月 2024

UBCOに箱を追加

モーターバイクの後ろに積む箱はトップボックスとかリアボックスと言うらしい。

純正オプションでパニヤ フレームバッグもあるけれど、保険がおりて買い直した時にちょうどセールをしていてのデッキとセンターバッグがタダで貰えたので、残念ながらパニヤ フレームを装着することができない。後ろのデッキを外せば装着できるけれども、とりあえずはデッキを活用する方向で検討することにした。

幅は50cm、長さは43cm。

単純に考えれば、デッキに箱を積んで紐で縛ればそれだけでデイバッグ以上の積載量になる。でもそれだと盗難対策が皆無なので、鍵の付けられる箱をデッキにボルトで固定することにした。デッキはHDPEというプラスチックの一種で、加工は容易。ボルトは箱の内側だし、デッキ側はTナットを埋め込んだので、箱を壊さないと外すことはできない。(まぁ、六角レンチがあればデッキごと外して持ち去れてしまうけど…)

丈夫さを考えると鉄製の箱が欲しかったけれど、良いのが見つからなかったのでマキタのツールボックスを付けてみた。

すごいピッタリ。

普段はSサイズのボックスにバンジーコード、ガムテープなどを入れてある。買い物に行く時はLサイズに付け替えるか、連結すれば良い。(このツールボックスはSystainerという規格に従っていて、他のメーカーでもSystainer規格であれば連結できる。) ただし、連結しただけだと数秒で連結を解除して持ち去られてしまうので、ワイヤーロックが必須。

ヘルメットも入って便利だし普段からLサイズでもいいのだけど、乗り降りする時に蹴ってしまうので、Lサイズは買い物の時だけにしている。他のモーターバイクのリアボックスを見ると、かなり後ろに張り出しているのは乗り降りの邪魔にならないようにするためか? と思ったけれど、シートバッグと呼ばれるバッグもあるのでそうでもないのか。とりあえず、その真似をしてデッキのさらに後方にどうにかして箱を付けることはできると思うけど、せっかくデッキがあるのに、後ろに張り出すのはちょっと違う気がする。

Lサイズ。


23 8月 2024

UBCO 2x2 Adventure

 コロナウィルスの影響も減ってきて、何か新しいことを始めたいなと思って購入したのがUBCO 2X2。NZではmopedと呼ばれるカテゴリーになる。速度は50km/hで制限されていて、いくらスロットルを捻ってもそれ以上の速度は出ない。

この写真は盗まれてしまった白いUBCO。
日本でも同じだったと思うけど、ニュージーランドでも車のライセンスを持っていれば、50cc以下のモーターバイクには乗れるので、始めは普通のスクーターでも買おうかと思っていたけれど、探している内にUBCOを見つけて一目惚れしてしまった。ハブモーターを使っているのでチェーンがなくて、後輪はもちろん前輪にもハブモーターが付いていて二輪駆動。オフロードで乗れば二輪駆動の恩恵もあるんだろうけど、オンロードが主体になる自分には意味がないのでは?と思いつつ、面白そうなのでUBCOの購入を決定した。

17ヶ所ある。(マニュアルから抜粋)
もう一つ魅力的だったのが、オプション用のマウント ポイントがたくさん付いている所。目的の一つが車を使えない時にもそれなりの量の買い物がしたかったということもあり、マウント ポイントを活用すれば結構たくさんの量が運搬できるのでは?と想像してみた。

買ったのは去年の9月で、上の写真の白いUBCOは12月に盗まれてしまった。家ではガレージの中に停めていたけど、会社の駐車場でちょっと油断してチェーンロックを掛け忘れた隙にやられてしまった。保険に入っていたので全額保証されたのは不幸中の幸い。
買い直したのは黒で、今はチェーンロックに加えてアラーム付きのディスクロックも忘れずにかけるようにしている。